受水槽清掃・取替工事｜東洋アクア工業株式会社　水道設備工事　水まわりの１１０番

受水槽、高置水槽の定期点検・清掃

東洋アクアでは、受水槽、高置水槽の定期点検・清掃業務を承ります。

受水槽、高置水槽は、定期的な施設の清掃や検査が十分でないと、みなさんの口にする飲用水が汚染される場合があります。

貯水槽水道の衛生を守るため、水道法（昭和32年法律第177号）により定めがあるほか、水槽（受水槽、高置水槽）の清掃は、埼玉県では１年以内ごとに１回必ず行わなければならないもの（水道法施行規則第５５条）とあります。しかし、そこに住まう家族にとってはかけがいのない水、法令に頼った運営体制でなく、常に安全で衛生的な飲み水を確保するために正しい管理を行い、定期的に検査を行う必要なあります。

先ずはご連絡下さい。

定期点検・清掃の他、貯水槽の調査診断を行い、最適なプランを立て、お客様と一緒に進めて参ります。

受水槽、高置水槽の定期点検・清掃

ビル、マンション、学校、病院などの多くは、水道水をいったん貯水槽（受水槽や高置水槽）に貯めてからポンプを使って中高層階へ給水する受水槽式給水を採用しており、このような水道を「貯水槽水道」と呼んでいます。貯水槽は建物で一番過酷な環境な場所に設置されていることが多く、耐用年数は１５年～２０年とされています。紫外線や風雨によって水槽表面が劣化し水槽本体の強度は低下していきますので、ある日突然漏水を起こしたり、耐震性が失われていると、地震などの際に壊れてしまい、本当に必要な時に使用することができない事態に陥ります。ですから、定期的な点検での受水槽・高架水槽のオーバーホール、補修工事を行い、耐久年数が来たら取り替え工事を行う必要があるのです。

受水槽式給水とは？

水道水は「受水槽式給水」と「直結式給水」のいずれかの方式で、家庭や学校、事業所などへ給水されています。
受水槽式給水は、水道水をいったん受水槽に受けて給水する方式をいいます。３階以上の建物などで水圧が不足する施設や、一時的に大量の水を使用する施設でこの方式が用いられています。各種ポンプについてはこちらをご参照下さい。受水槽方式の場合には、衛生面での管理に十分配慮する必要がある反面、安定した水圧が得られるほか、断水時や災害時にも水が確保できるなどの利点があります。

受水槽・高架水槽取替工事の方法

受水槽や高架水槽の取替には断水が必要になりますが、長時間の断水は住人の方にとって大きな負担になりますので、なるべく早く水道水が使用出来るよう、迅速かつ計画的に行う必要があります。貯水槽の設置状況も建物によって実に様々ですので、事前の調査は欠かせません。
また、貯水槽の取替工事の他、オーバーホール、補修工事も行なっております。

受水槽の再生とFRP受水槽の紫外線防止塗装工事も。

受水槽を清掃し部品を取り替えて塗装しリニューアル。

受水槽の劣化部分をグラインダーなどで研磨除去した後は、FRP樹脂の塗り替えと塗装を行います。その際に、サビなどの劣化を防ぐ専用の塗装の他に専用の紫外線防止のための塗料を使ったFRP受水槽紫外線防止塗装工事も行なっております。

FRP受水槽紫外線防止塗装工事はなぜ必要なのか？

メンテンナスが少なく、殺菌処理があまり施されていない屋外の受水槽・高架水槽は、太陽光で藻が生えるなどして、水道水にも影響が出ると言われています。受水槽の中では、水道水に含まれている塩素が有機物質反応して生成されるトリハロメタンと言われる有毒な物質が発生する危険性が指摘されています。トリハロメタンとは、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの４つの物質の総称で、クロロホルムおよびブロモジクロロメタンについてはIARC（国際がん研究機関）においてGroup 2B（発癌性があるかもしれない物質）として勧告されています。トリハロメタンの発生には、そもそもが、受水槽や高架水槽内にできる藻の発生（有機物）が原因となっておりますので、紫外線防止塗装工事によって紫外線による藻の発生を根底から無くしてしまう狙いがあります。
また、FRP受水槽・高架水槽自体も、長期的に紫外線にさらされることで劣化をしていきますので、それを防ぐ手だてとしてFRP受水槽の紫外線防止塗装工事をオススメしているのです。